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施工計画書ひな形 改修工事編

項    目 書類名(ファイル名) ページ数
14事前調査28 12 事前調査計画05
50 事前調査チェックリスト09
16
16石綿_レベル3の作業24 10 アスベストの事前調査02
12 レベル3--作業の詳細05
46 レベル3--石綿含有建材除去手順02
64 レベル3--作業のポイント04
13
18 改修工事の留意点11 12 改修工事の留意点03
14 改修工事の検討事項02
16 撤去準備02
7
22 内部の解体・撤去工事17 14 既存壁・天井撤去02
16 解体撤去工事12
14
24 内装解体21 10 撤去工事留意点02
12 撤去前の検討事項02
18 既存床・壁・天井はがし02
20 内装解体06
12
26 はつり工事15 22 斫り工事05
34 粉じん防止対策10
15
28 火気使用作業07 22 火気使用作業の対策.
24 ガス溶断の注意点
34 チェックシート_ガス溶断
36 チェックシート_現場溶接
4
30 産業廃棄物処理計画13 12 産業廃棄物処理計画_例1_02
16 産業廃棄物処理計画_例2_05
20 産業廃棄物処理_例3_03
10
32 カッター入れ20 16 カッター作業_敷地内09 9
40 耐震補強275 14 鉄骨ブレース施工_例1_22
16 鉄骨耐震補強工事_例2_32
18 RCカベ補強20
19 RC壁補強_例2_08
20 柱鋼板巻補強20
21 柱RC巻き・梁鉄板72
24 あと施工アンカー45
26 ケミカルアンカー工事06
28 スリット工事08
30 グラウト工事24
257
46 防水改修工事21 32 既存防水層の処理05
36 施工方法_例1_03
38 施工方法_例2_02
10
48 シーリング改修工事08 24 シーリング工事07 7
50 外壁改修工事135 18 外壁改修_例1_13
22 外壁改修_例2_28
24 外壁改修_例3_30
32 マンションなど22
34 外壁タイル改修19
112
52 塗装・吹付改修24 60 外壁吹付_例2_05
74 塗替え塗装施工要領03
78 新規塗装施工要領03
11
60 その他 3
500
 ■改修工事検討事項
(1)改修工事基本計画の作成
1)工事範囲の確認
2)既存設備の使用許可範囲の確認
エレベータ、マシンハッチ、新規に設置する機器の設置場所の使用許可から、既存洗面所や便所、材料置場など工事に必要な既存設備の使用許可範囲を確認する。
3)忘れやすい建築工事
a.天井点検口取付工事
b.構造的補強工事
c.穴あけ補修工事
d.天井解体復旧工事
e.各種塗装補修工事
f.マシンハッチ開口復旧工事
g.建築物の撤去工事

(2)改修工事実施計画の作成
1)養生計画
養生範囲、養生方法について計画する。
第三者が使用する中での工事で養生についても細心の注意を払わなくてはならない。
養生のやり方によって作業終了時の清掃時間が大きく変わるので、工事前によく検討しておく必要がある。また、使用する養生材料も、使用箇所によって使い分ける。
2)足場計画
足場が必要な場所を明確にし、建物の使用に与える影響を明確にする。
新築工事に比べ障害物が多く存在するので、作業足場に制限を受けやすい。
改修工事で、使用される作業足場の代表的な存在はアルミ脚立であるが、事故も多く発生しているため、使用禁止とする。
3)工事動線計画
工事用の動線を計画し、建物使用者や第三者への影響を明確にする。場合によっては仮囲いの設置などにより、第三者との工事動線を、明確に分離する必要もある。
4)仮設事務所、作業員詰所の計画
空き部屋を借用する場合や、機械室の一部を借用する場合もあるが、工事の規模、作業人数によって、敷地内あるいは敷地外に、仮設事務所や作業員詰所を設置するよう計画する。
5)工事用給排水、電力の供給計画
給水や電力の引込みは、同一敷地内1箇所の引込みが原則であり、既存の設備から分岐して使用する場合がほとんどである。しかし、その分岐する位置は、よく考慮して決定しないと既存設備に思わぬ影響を与え、クレームが発生する場合もある。
6)火気使用の制限
火災は最悪の工事事故といわれ、熱や燃焼により備品や書類の原形がなくなるだけでなく、消火に使用される水による被水、焼けたにおいが悪臭として残るため、長期間ビル機能停止となる場合がある。
火気使用を基本的に禁止している現場も多いので、火気使用にあたっては代替工法を含めた十分な検討が必要となる。
7)工事工程表
空調設備のリニューアルの場合は、冷暖房の休止可能期間、衛生設備であれば、断水の可能時間、排水の禁止可能時間等特殊な要素とともに、作業可能時間から算出した作業期間を工程表に織り込み、全体としての必要日数を決定する。
8)搬入、搬出計画
搬入する材料の大きさを把握し、搬入経路のスペースから、分割搬入を考慮に入れながら、搬入計画を決定するとともに、搬出についても、解体したときの大きさや量を把握し、搬出計画を立てる。
9)工事手順の明確化
設備システムの機能停止期間や機能停止範囲がなるべく建物の使用に影響を与えないように、工事手順を決定する。
10)建物に与える影響の明確化
使用中の建物で改修工事を行う場合、建物に与える影響が皆無であることはありえない。その影響を明確にしておかないとクレームや苦情が発生する。
11)建物使用者に与える影響の明確化
建物使用者にも、当然なんらかの影響を与えるので、よくその内容を周知するとともに、工事場所への立入禁止措置を講ずる。
12)工事における要望事項の明確化
使用しながらのリニューアル工事は、前述したようになんらかの影響を建物および建物使用者に与えるが、工事時間帯の制限が増えるほど工事費の増大につながるので、時間帯や工事による影響について理解を求め、効率的にリニューアルを行うよう心がける。

(3)施工の実施
改修実施計画に基づいて、工事を進めていく。しかしながら、新築工事と異なり、建物使用者や建物管理者が入居したままの工事が多いため、計画時には予期しなかったような、客先からの要望の変化、トラブル、クレームが、発生する場合が多い。

(4)トラブルおよびクレーム対策
a.建物を使用しながらの工事は、建物使用者という工事と相反する利害をもった第三者がいるため、クレームやトラブルを全くなくすことは非常に難しいといえる。
b.改修工事は、労災事故、火災事故、停電事故、漏水事故のほか、悪臭、じんあい、騒音、振動の発生による苦情、顧客の備品の損傷など、さまざまなリスクを抱えており、場合によってはビル機能の停止など、顧客に重大な損害を与えてしまう可能性がある。
c.その原因を突き詰めていくと、判断ミス、操作ミス、うっかりミス、思い込みミスなど、ほとんどすべてが人為的ミス(ヒューマンエラー)である。
d.KY活動を通じて、「まさか」と考えず「もしかしたら」と考え、複数の目でチェックをすることによって、未然に防ぐことが大切である。
e.また、その現場に則した新規入場者教育用シートを作成し、現場の特性を作業員全員に徹底すること(休憩場所、立入禁止箇所、トイレの位置、駐車場の利用方法など)が必要である。


内容には自信があります。充実した内容です。
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