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石工事施工計画書 59ページ

項      目 ページ数
12 一般事項05 5
14 共通事項04 4
16 材料10 10
18 外壁湿式08 8
20 外壁乾式05 5
22 内壁空積07 7
24 床05(下図サンプル) 5
26 隔て板ほか04 4
28 現場取付04 4
30 安全衛生 1
36 原石の加工02 2
38 テラゾーの製造03 3
40 石の検査要領 1
48 参考 石施工指針04
内壁空積工法
4)施  工
a.取付け代
石材の裏面とコンクリート躯体との間隔は、取付け作業が適切に行われるために、施工誤差15mmを見込んで40mmを標準とする。
b.石材の加工
(1)引き金物用の穴は、石材の上端の横目地あいばに2か所、両端部より100mm程度の位置に設ける。
(2)だぼ用の穴は、石材の上端横目地あいばに2か所、両端部より150mm程度の位置に設ける。石材の下端は石の割付けにより下段のだぼ位置に合わせる。
(3)受け金物用の座彫りは、石材の上端横目地あいばに設ける。
(4)だぼ・引き金物・かすがい・受け金物の穴あけ、道切り、座彫りは、据付け前に加工する。
取付け用の金物のための穴あけと座彫りの加工は、施工精度に影響を及ぼすため、工場加工を原則とする。ただし、引き金物用の道切りは、下地鉄筋との位置を調整する必要があるため工事現場において据付け前に行う。
(5)浸透性吸水防止材の塗布、石裏面処理および裏打ち処理は、設計図書による。
最下段の石(幅木または根石)は、水分の影響を受けやすい環境にある。この場合、濡れ色、日華対策として特記により浸透性吸水防止材の塗布や石裏面処理を行うことがある。
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