耐震補強工事施工計画書 149ページ |
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項 目 | ページ数 |
10 一般事項03 | 3 |
14 鉄骨ブレース施工_例1_22(下図にサンプル) | 22 |
16 鉄骨耐震補強工事_例2_32 | 32 |
18 RCカベ補強(グラウト)20 | 20 |
19 RC壁補強_例2_08 | 8 |
20 柱鋼板巻補強20 | 20 |
22 付帯鉄骨02 | 2 |
24 あと施工アンカー45 | 45 |
26 ケミカルアンカー工事06 | 6 |
28 スリット工事08 | 8 |
30 グラウト工事24 | 24 |
36 安全04 | 4 |
11)グラウトの施工 a.使用するグラウト材料については、次に掲げる基準に適合するものを使用する。 (1)グラウトに用いるセメントは、JIS R 5210(セメントの物理試験方法)に適合する普通ポルトランドセメントを用いるものとする。 (2)グラウトの水セメント比は、45%以下とするものとする。 (3)グラウトの材令28日における圧縮強度は、20.0N/mm2以上とするものとする。 (4)グラウト用混和剤は、PC鋼材などに悪い影響を与えるようなものを用いないものとする。 (5)グラウトの膨張率は、10%以下とするものとする。 (6)グラウトのブリーディング率は、3%以下とするものとする。 (7)グラウト中の全塩化物イオン量は、0.30/m3 以下とするものとする。 b.使用グラウトについて事前に次に掲げる試験及び測定を行い、設計図書に示す品質が得られることを確認する。ただし、この場合の試験及び測定は、現場と同一条件で行うものとする。 (1)コンシステンシー試験 (2)ブリーディング率及び膨張率試験 (3)圧縮強度試験 (4)塩化物含有量の測定 c.グラウトの施工については、シース内を水洗いした後、ゆっくり行うものとし、流出口より一様なコンシステンシーのグラウトが流出するまで中断してはならない。注入後は、流出口を閉じた後、ポンプの圧力を5kgf/cm2(5×102kPa)以上に上げ、数分間保持するものとする。 d.連続ケーブルの曲げ上げ頂部付近など、ダクト内に空隙が生じないように請負者の責任により空気孔を設ける ものとする。 e.グラウト中の塩化物含有量の限度がコンクリート標準示方書に合致しているグラウトを使用するものとする。 f.寒中におけるグラウトの施工については、グラウトが凍結することのないように、行うものとする。 g.暑中におけるグラウトの施工については、グラウトの温度上昇、過早な硬化等がないように、材料及び施工については、事前に監督員の承諾を得るものとする。 以下省略 |
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