耐火被覆工事施工計画書 63ページ |
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項 目 | ページ数 |
02 ロックウール吹付工事21 | 21 |
04 ケイカル板による被覆工事34 | 34 |
06 巻き付け耐火被覆03 | 03 |
08 軽量モルタル吹付け05 | 05 |
一部の抜粋 3)材料取り扱い上の注意事項 a.乾式工法に用いる工場配合材料は、国土交通大臣認定「吹付けロックウール被覆耐火構造」の認定商品であることを梱包の表示により確認する。 b.半乾式工法に用いるロックウールは、JIS A 9504指定商品であり、かつ国土交通大臣認定不燃材料NM−8600認定品であることを梱包の表示により確認する。 c.半乾式工法に用いるセメントは、JIS R 5210(ボルトランドセメント)、またはJIS R 5211(高炉セメント)に適合するもの、或いは白色セメントであることを梱包の表示により確認する。 d.乾式工法に用いる工場配合材料、半乾式工法に用いるロックウール及びセメントは、貯蔵・保管の際に、水濡れしないように、或いは品質変化のないように、シートで覆う等の注意をする。 e.工場配合材料及びセメントは原則として1カ月以内に使用する。 f.工場配合材料、ロックウール及びセメントは梱包材料が破損して飛散しないよう留意する。 g.工場配合材料、ロックウールの取り扱いにあたっては、梱包材料に記載している「ロックウール製品の取り扱い上の注意」に留意する。 5)ロックウール吹付け施工 (1)吹付け作業 @)乾式工法の吹付け作業は、吹付け機で作業階まで輸送された材料を、ノズル先端の周囲から噴霧化された水で包み込み、湿潤させながら均一に下地面に吹付ける。 A)半乾式工法の吹付け作業は、吹付け機で作業階まで輸送されたロックウールを、ノズル先端部で噴霧化されたセメントスラリーと混合しながら均一に下地面に吹付ける。 (2)表面押さえ 吹付けロックウールの表面は毛羽立ちがないようコテなどで均す。 (3)品質の確認 @)厚さの確認 吹付け作業員は、厚さ測定器で吹付け面積5uごとに1カ所以上厚さを確認しながら吹付けを行う。 A)比重の確認 ・吹付け作業員は、吹付け後4時間以内に比重測定用切取器で未乾燥状態の試料を切取り早期判定により品質を確認しながら吹付けを行う。 ・未乾燥状態の比重は「吹付け4時間内比重早見表」に従い、基準値を確保する。 B)厚さ確認ピンの植込み 吹付け作業員は、吹付け後、厚さ確認ピンを柱1面に各1本、はり1本当たり、ウェブ両側に各1本、下フランジ下面に1本、下フランジ端部(コバ)両側に各1本植える。 ただし、監理者の指示がある場合は、前記本数を下限とし、指示に従うものとする。 (4)乾燥 乾燥は、自然乾燥による。 (5)取合部の処理(費用等については別途協議とする) 鉄骨と床デッキプレートの取合部は吹付け施工の際、隙間のないように施工する。 |
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