トップページ > 現在のページ
機械設備工事 施工要領シート |
|
Excel版/Word版 | |
(注) 文章は自由に編集出来ます。図はCADデータではありません。画像データとなります。画像の編集はペイントソフトなどで行ってください。 | |
大 分 類 | 項 目 名 |
A スリーブ関係(22) | A-12 コンクリート水槽釜場 A-18 蓄熱槽の連通管 A-20 蓄熱槽の保冷工事 A-22 LGS壁の補強 A-24 インサート A-26 アンカーボルト1 A-28 アンカーボルト2 A-30 アンカーボルト3 A-32 アンカーボルト4 A-34 吊りフック A-36 スリーブ1 A-38 スリーブ2 A-40 梁貫通スリーブの基準 A-42 梁貫通スリーブの取付 A-44 床貫通スリーブの取付 A-46 壁貫通の箱入れ A-48 梁 箱入れ A-50 床 箱入れ A-52 床 開口部 A-54 後施工アンカーボルトの取付 A-56 吊りボルト用インサートの取付 A-58 カールプラグ |
B 設備一般(15) | B-10 配管材料 B-12 防音対策02 B-14 防振対策03 B-16 耐震対策 B-18 臭気対策02 B-20 配管の勾配 B-22 配管の腐食防止03 B-24 配管と土壌との電気的絶縁 B-26 機器類の基礎03 B-28 壁付き機器の標準取付け位置02 B-30 屋上配管・ダクト・通気金物02 B-32 配管・ダクトの屋上貫通処理 B-34 外壁に取り付ける設備機器02 B-36 冷媒菅・さや管の防火区画貫通処理 B-38 配管・ダクトの吊りおよび支持03 |
C 一般配管(07) | C-12 塩ビライニング鋼管と器具 C-14 配管のフラッシング方法 C-16 配管の養生方法 C-18 排水管標準納まり02 C-20 配管の共同吊り(その1) C-26 配管の共同吊り(その2) C-30 空気抜き弁の取付 |
D 地中埋設配管(17) | D-16 地盤沈下対策1 D-18 地盤沈下対策2 D-24 地盤沈下対策3 D-26 地盤沈下対策4 D-28 地盤沈下対策5 D-30 地盤沈下対策6 D-32 地盤沈下対策7 D-36 地盤沈下対策_排水管1 D-38 地盤沈下対策_排水管2 D-40 地盤沈下対策_排水管3 D-42 地盤沈下対策_排水管4 D-44 地盤沈下対策_排水管5 D-46 地中配管の支持 D-48 給水管の離脱防止 D-52 鋼管の防食1 D-54 鋼管の防食2 D-56 鋼管の防食3 |
E 管の接合(43) | E-14 管の接合03 E-16 鋼管のねじ接合 E-18 鋼管のねじ接合(2) E-20 鋼管の溶接接合 E-22 鋼管溶接接合 E-24 鋼管フランジ接合 E-26 内ライニング鋼管ねじ接合 E-28 塩ビライニング鋼管のねじ接合 E-30 塩ビライニング鋼管のフランジ接合 E-32 外ライニング鋼管ねじ接合 E-34 SUS鋼管メカ接合1 E-36 SUS鋼管メカ接合2 E-38 SUS鋼管メカ接合3 E-40 SUS鋼管メカ接合4 E-42 SUS鋼管メカ接合5 E-44 SUS鋼管メカ接合6 E-46 SUS鋼管メカ接合7 E-48 SUS鋼管メカ接合8 E-50 SUS鋼管メカ接合9 E-52 SUS鋼管ハウジング接合 E-54 SUS鋼管フランジ接合 E-56 SUS鋼管仮付け溶接 E-58 SUS鋼管本溶接 E-60 SUS鋼管支持金物溶接 E-62 ステンレス管の接合-1 E-63 ステンレス管の接合-2 E-64 銅管はんだ接合 E-66 銅管のろう接合(冷媒管) E-68 銅管ろう接合 E-70 塩ビ管のTS接合 E-72 塩ビ管差し込み接合 E-74 塩ビ管ゴム輪接合 E-76 図.jpg E-76 耐火二層管の接合及び目地施工02 E-78 耐火二層管の接合 E-80 ポリブテン管のメカ接合 E-82 ポリブテン管の電気融着接合 E-84 架橋ポリ管メカ接合 E-86 架橋ポリ管の電気融着接合 E-88 ポリエチレン管等の溶着接合 E-90 異種管接合方法-1 E-90 異種管接合方法-2 E-90 異種管接合方法-3 |
F 管の支持(37) | F-12 横引き管自重支持1 F-18 横引き管自重支持2 F-20 立て配管振れ止め F-22 立て配管自重固定 F-24 配管の固定支持 F-30 スプリンクラーヘッド F-36 横引き管防振支持 F-38 立て配管防振支持 F-40 立て配管防振振れ止め F-42 ポンプまわり配管防振c F-44 横引き管耐震支持 F-46 立て配管耐震支持 F-48 免震導入部の配管 F-50 建物導入部の耐震支持 F-54 配管の支持(修正) F-56 立て管の支持-A(修正) F-58 立て管の支持-B(追加) F-60 立て管の支持-C(追加) F-62 横管の支持-A(修正) F-64 横管の支持-B(追加) F-66 横管の支持-C(追加) F-68 立て管の最下部の支持 F-70 立て管の床面固定支持(その1) F-72 立て管の振れ止め支持(その1) F-74 立て管の振れ止め支持(その2) F-76 土間配管の支持 F-78 屋上転がし配管の支持 F-80 立管単独配管(1) F-82 立管単独配管(2)02 F-84 立管郡配管02 F-86 集合管支持固定要領 F-88 配管ピット内配管支持-1 F-88 配管ピット内配管支持-2 F-88 配管ピット内配管支持-3 F-88 配管ピット内配管支持-4 F-90 防振継手回りの支持固定 F-92 伸縮継手回りの支持固定 |
G 耐震固定(02) | G-22 耐震固定(その1) G-26 耐震固定(その2)05 |
H 貫通部の処理(21) | H-12 通気管 H-18 ベンドキャップ H-22 配管の外壁貫通 H-26 配管のコンクリート外壁貫通処理 H-30 配管のALC外壁貫通処理 H-32 ALC貫通 H-36 ALC防火区画貫通 H-38 配管の屋上スラブ貫通 H-40 防水層貫通 H-42 配管の防水床貫通処理 H-44 防火区画貫通処理-A03 H-46 防火区画貫通処理-B H-48 防火区画貫通処理(ピット内) H-50 防火区画塩ビ管 H-52 配管・消火栓箱の防火区画貫通処理 H-56 蒸気管外壁貫通 H-58 コンクリート水槽壁貫通 H-62 地中壁貫通 H-64 配管の地中壁貫通処理 H-66 配管の地中外壁貫通処理 H-68 集合管廻り穴埋め要領c |
K さや管(05) | K-20 さや管ヘッダー工法 K-24 曲げ半径と固定 K-26 立ち上げ部の処理 K-28 立栓BOXの取付 K-32 防火区画貫通処理 |
M 衛生器具取付け(13) | M-12 衛生機器の据付け02 M-18 シャワー及び混合水栓回り M-20 洗面器 M-24 洗面器の取付け M-26 床排水型掃除流し M-28 不凍水抜き栓 M-32 和風大便器の取付け M-34 和風大便器 M-36 洋風大便器の取付け M-38 床下排水型洋風大便器 M-40 床上排水型洋風大便器 M-42 壁掛けストール小便器 M-44 床排水型ストール小便器 |
P 機器据付け(16) | P-16 冷凍機の基礎 P-18 冷凍機の耐震ストッパ P-22 ポンプの据え付け P-26 ポンプまわり配管 P-28 オイルタンク1 P-30 オイルタンク2 P-32 屋内オイルタンク P-34 オイルサービスタンク P-36 送風機据え付け1 P-38 送風機据え付け2 P-40 パッケージ型空調機 P-42 ユニット型空調機 P-44 ファンコイルユニット1 P-46 ファンコイルユニット2 P-48 ベースボードヒータ |
Q 機器回り(28) | Q-14 高置水槽 Q-16 受水槽 Q-18 受水槽回りの納まり02 Q-20 排水槽と水中ポンプ02 Q-22 ポンプの据付け Q-24 受水槽の設置 Q-26 汚水槽 Q-28 煙道と煙突の接続 Q-30 機器基礎回りの納まり Q-32 基礎の防水納まり(その1) Q-34 基礎の防水納まり(その2) Q-36 ポンプの耐震および防振据付 Q-38 ポンプ回りの配管 Q-40 機器(ポンプ)回りユニット Q-42 受水槽回りの納まり Q-46 高置水槽回りの納まり Q-48 レンジフードの設置 Q-50 排水槽回りの納まり Q-52 消火ポンプ回りの配管 Q-54 量水器回りの配管 Q-56 ユニットバス回りの配管02 Q-58 受水槽及び高置水槽の電極棒取付 Q-60 フリクトレベルスイッチの取付 Q-62 加熱コイル付き貯湯槽 Q-66 電気湯沸かし器の排水 Q-68 排水槽および水中ポンプ Q-70 グリース阻集器 Q-72 トラップます |
R 弁まわり(08) | R-18 Y形ストレーナ R-20 二方弁装置 R-22 三方弁装置 R-24 減圧弁装置 R-26 自動温度調節弁c R-28 安全弁c R-30 温度計・圧力計 R-32 鋼管ヘッダまわり |
S 空調機器(25) | S-20 冷凍機 S-26 冷温水発生機 S-28 冷却塔 S-30 鋼製ボイラ S-32 鋳鉄製ボイラ S-34 蒸気〜水熱交換機 S-36 水〜水熱交換機 S-38 ホットウエルタンク S-40 フラッシュタンク S-42 蒸気ヘッダ S-44 蒸気コイル S-46 真空ポンプ S-48 開放型膨張タンク S-50 密閉型膨張タンク S-52 屋内オイルタンク S-54 地下オイルタンク S-56 空調機器取り付け(1)03 S-58 空調機器取り付け(2)02 S-60 エアコン室外機の据付(その1) S-62 エアコン室外機の据付(その2) S-64 エアコン室内機の据付 P-65 マルチエアコン室外機 S-66 送風機の据付 S-68 天井吊り送風機の据付 S-70 全熱交換器回りの納まり |
Tダクト(46) |
T-20ダクトの板厚 T-22ダクトの継ぎ目 T-24ダクトの接合1 T-25ダクトの接合2 T-26ダクトの接合3 T-27ダクトの補強1 T-28ダクトの補強2 T-30ダクトの支持1 T-32ダクトの支持2 T-34ダクトの支持3 T-36ダクトの防振支持 T-38ダクトの耐震固定支持 T-40ダクトの防火区画貫通処理 T-42ダクトの外壁貫通処理 T-45チャンバ T-47塩ビダクト1 T-48塩ビダクト2 T-49ステンレスダクト1 T-50ステンレスダクト2 T-52角ダクト T-54送風機まわり T-56屋外ダクト T-58アネモ T-60クリンプ金網 T-62ライン型吹き出し口 T-64風量調整ダンパ T-66防火ダンパ T-68排煙口 T-70たわみ継ぎ手 T-72点検口 T-74風量測定口 T-76厨房用排気フード T-78ダクトの内貼り T-80煙道 T-82ダクトの保温 T-83角ダクトの構成と接合方法 T-84丸ダクトの構成と接合方法 T-86送風機の据付け(1) T-87送風機の据付け(2) T-88スパイラルダクトの接続02 T-90フレキシブルダクトの接続 T-92コーナーボルト工法ダクト T-94ガラリの外壁回りの納まり T-96ベントキャップ・フードの外壁部納まり T-98グラスウールダクト03 T-99ベントキャップの取付 |
U 冷媒配管(04) | U-22 マルチエアコン冷媒配管 U-26 マルチエアコンのドレン管 U-30 冷媒管屋上スラブ貫通 U-32 冷媒管の支持 |
W 保温(34) | W-12 配管の保温(1) W-14 配管の保温(2) W-16 配管の屋内隠ぺい保温 W-18 配管の屋内露出保温 W-20 配管の屋外保温 W-22 冷媒管の保温 W-24 ダクトの屋内隠ペい保温 W-26 ダクトの屋内露出保温 W-28 ダクトの屋外保温 W-30 支持・固定金物部分の保温 W-32 屋外配管のラギング W-34 ストレーナの保温 W-36 バルブの保温 W-38 保温一般事項1 W-40 保温一般事項2 W-42 保温工事注意事項1 W-44 保温工事注意事項2 W-46 保温仕様1 W-48 保温仕様2 W-50 保温方法1 W-52 保温方法2 W-54 保温方法3 W-56 保温方法4 W-58 保温方法5 W-60 保温方法6 W-62 防食方法 W-64 保温材の厚さ W-66 低温配管の保冷施工02 W-68 冷媒配管の保冷施工02 W-70 バルブ・フランジ・ストレーナー部 W-72 支持金物の保温保冷施工 W-74 保温保冷の見切 W-76 ラッキング W-78 床,壁の貫通部の保温保冷施工 |
■保温・塗装 追加分(88) | 14 保温・塗装工事(例1)11 24 保温工事(例2)12 26 保温工事(例2)施工要領図14 28 塗装工事(例2)09 34 保温工事(例3)31 36 塗装工事(例3)11 |
X 15自動制御(15) | X-22 室内型機器 X-24 挿入型機器01 X-28 挿入型機器02 X-32 挿入型機器03 X-34 挿入型機器04 X-36 挿入型機器05 X-38 挿入型機器06 X-40 挿入型機器07 X-42 挿入型機器08 X-44 挿入型機器09 X-46 挿入型機器10 X-48 挿入型機器11 X-52 挿入型機器12 X-54 ダンパモータ X-56 導圧配管の取り出し位置 |
Y 試験(06) | Y-16 水圧・満水試験および気密試験測定(1) Y-20 水圧・満水試験および気密試験測定(2)02 Y-24 水圧・満水試験および気密試験測定(3) Y-26 水配管の水圧試験方法02 Y-30 排水管の満水試験方法03 Y-32 冷媒配管の気密試験方法02 |
Z 集合住宅(16) | Z-06 集合住宅床転がし Z-08 集合住宅床転がしの交差 Z-10 二重床内転がし配管の支持 Z-12 換気ダクト Z-18 ベントキャップ Z-20 さや管ヘッダ配管02 Z-22 住戸床下配管02 Z-24 耐火二層管の目地処理02 Z-26 排水配管工事 Z-28 流し回り Z-30 レンジフードファン回り Z-32 浴槽ユニット回り Z-34 トイレ回り Z-36 洗濯機用防水パン回り Z-40 洗面化粧台回り Z-42 集合住宅用電気温水器 |
合計 467ファイル | |
■衛生器具の取付 ●大便器の種類−−−洗浄方式や給水方式による分類 水洗式大便器には、洋風と和風の2種類がある。洗浄方式による分類は、水の勢いで排泄物を流すもの(洗出し式、洗落とし式)、サイホン作用で排泄物を吸い込むもの(サイホン式、サイホンセット式、サイホンボルテックス式)、そして、水を噴出させて排泄物を吹き飛ばすもの(ブローアウト式)がある。給水方式による分類では、床上給水式(洗浄弁、ロータンク、ハイタンク、タンク密結)、床下給水式(洗浄弁、ロータンク)があり、排水方式による分類では、床置形(床下排水、床上排水、壁排水)、壁掛形(壁排水)がある。 ●小便器の種類−−−壁掛形と自立形 水洗小便器には、壁掛形と自立形(ストール)がある(図2-51)。洗浄方式はいずれも洗落とし式である。給水方式には、洗浄水栓方式、洗浄弁方式、自動サイホン方式、(ハイタンク方式)、個別感知洗浄システムなどがある。 ●便器の固定方法◇◇大便器・小便器の据付け 和風大便器の据付けにおいて、床コンクリート打設のとき取り付ける位置に型枠を入れ角穴を空けておく。コンクリート、モルタルと便器との接触部には厚さ3mm以上のアスファルトで被覆し、支えブロックを所定の位置に正確に設置し、モルタルで固定し便器を乗せる。据え付けて、配管埋設後に漏水しないように給水管を接続し、コンクリート床に埋め込む便器の洗浄管(鉛管)には防食テープ巻きを施す。 耐火性能が必要となる場合は、防火区画貫通部の処理を行う必要がある。 洋風大便器で床排水形の場合、あらかじめ所定の位置に排水管を立ち上げ、床の仕上げ終了後、床フランジを排水管にはめ込み便器を所定の位置に正確に固定する。 壁排水形の場合は、排水管接続にあたり器具の洗浄機能が低下したり、汚水が器具のトラップ内に逆流しないよう 衛生器具の取付@ ●大便器の種類−−−洗浄方式や給水方式による分類 水洗式大便器には、洋風と和風の2種類がある。洗浄方式による分類は、水の勢いで排泄物を流すもの(洗出し式、洗落とし式)、サイホン作用で排泄物を吸い込むもの(サイホン式、サイホンセット式、サイホンボルテックス式)、そして、水を噴出させて排泄物を吹き飛ばすもの(ブローアウト式)がある。給水方式による分類では、床上給水式(洗浄弁、ロータンク、ハイタンク、タンク密結)、床下給水式(洗浄弁、ロータンク)があり、排水方式による分類では、床置形(床下排水、床上排水、壁排水)、壁掛形(壁排水)がある。 ●小便器の種類−−−壁掛形と自立形 水洗小便器には、壁掛形と自立形(ストール)がある(図2-51)。洗浄方式はいずれも洗落とし式である。給水方式には、洗浄水栓方式、洗浄弁方式、自動サイホン方式、(ハイタンク方式)、個別感知洗浄システムなどがある。 ●便器の固定方法−−−便器・小便器の据付け 和風大便器の据付けにおいて、床コンクリート打設のとき取り付ける位置に型枠を入れ角穴を空けておく。コンクリート、モルタルと便器との接触部には厚さ3mm以上のアスファルトで被覆し、支えブロックを所定の位置に正確に設置し、モルタルで固定し便器を乗せる。据え付けて、配管埋設後に漏水しないように給水管を接続し、コンクリート床に埋め込む便器の洗浄管(鉛管)には防食テープ巻きを施す。 耐火性能が必要となる場合は、防火区画貫通部の処理を行う必要がある。 洋風大便器で床排水形の場合、あらかじめ所定の位置に排水管を立ち上げ、床の仕上げ終了後、床フランジを排水管にはめ込み便器を所定の位置に正確に固定する。 壁排水形の場合は、排水管接続にあたり器具の洗浄機能が低下したり、汚水が器具のトラップ内に逆流しないように、便器からの排水勾配または落差を確保するように施工する。 壁掛小便器の据付けは、排水管を壁から取り出して、壁仕上げが終わった後に、フランジを排水管にはめ込み、はんだ付けして所定の位置に固定する。 トラップ付ストール小便器の場合は、仕上げ床面より立ち上げておき、床仕上げ後に、排水管を床フランジのテーパに沿わせ、床フランジ上部まで十分広げて所定の位置に正確に固定する。 ●洗面器および器具類の種類−−−洗面器、手洗器と給排水に必要な付属機器 洗面器、手洗器には、平付洗面器、身体障害者用平付洗面器、隅付洗面器、平付手洗器、隅付手洗器、カウンター付洗面器、カウンターはめ込み形洗面器、台付洗面器水洗式などがあり、材料には、陶器以外に、ほうろう鉄器、ステンレス製、プラスチック製(FRP製、熱可塑性プラスチック、塩化ビニル)などがある。 給水器具には、給水栓、洗浄弁、混合弁(ミキシングバルブ)、逆流防止器(バキュームブレーカ)、ウォータハンマー防止器などがある。 ●洗面器等の取付け−−−固定方法・防水処理・視覚上見える管の取扱い 洗面器や手洗器をコンクリート壁に取り付ける場合は、ボルト(エキスパンションジョイントボルト)またはプラグ(樹脂製)を使用する。軽量鉄骨ボード壁や金属製パネル壁に取り付ける場合は、鉄板またはアングル加工材をあらかじめ取り付ける。所定のところにブラケットまたはバックハンガーを堅固に取り付け、バックハンガーは、AYボルトで固定する。洗面器上面を水平にし、がたつきや壁との隙間がないようにし、取付け高さは原則、床面より前縁上端まで、洗面器は720mm、手洗器は760mmとする。陶器は、力が均一に加わるようにボルト、ナットなどで締付けを行い、排水口周辺と排水器具との隙間は、漏水のないようにシール材(耐熱性不乾性)を詰めて締め付け、陶器と壁面の間も、必要に応じてシール材で防水処理を施す。 室内に現れる給水管や給湯管、排水管が壁や床を貫通する箇所には、座金を体裁よく取り付ける。排水管と排水トラップとの接続に鋼管または塩化ビニル管を使用する場合は、専用アダプターを使用する。水栓の吐出量を調整し、横水栓を取り付ける場合は、吐出口端とあふれ縁との間に十分な吐出口空間をとり、水栓用ソケット面が壁面に入るようにする。 ●設備ユニットの種類−−−プレハブ化された量産製品 衛生容器を中心にそれを取り付ける壁体から設備配管までを一つのユニットとして組み立てた設備ユニットがよく用いられている。 浴槽・洗い場を一体化したバスルームユニット、浴室・洗面所・便所・厨房などを一つにコア化した設備コアユニット、浴室・便所・洗面所など住宅の衛生設備を組み合わせた住宅用サニタリーユニットなどがある。 |
|
上記コンテンツはすべて CD に入っております。 商品(コンテンツ)は Word/Excel の文書ファイルですから編集は自由に可能です。 ↑ このページの先頭へ トップページに戻る |
|